5-4 ★★★魔法にかけられて 吹替え版

非常に面白かった。これは、今年見た5本(すくなっ)の中では、ぴかいちだ。

ここから先は、ネタバレというほどではないが、見様によってはネタバレかもしれない内容が含まれている。


これは、ディズニーというよりは、アンチディズニー。ディズニーの夢を現実でうち砕くブラックなパロディだ。
特に、鳥や動物だちがヒロインを囲んで服を作ったり部屋を掃除したりするシーンは、実写にすると、あそこまでグロくなるのかと驚かされる。
鳥は、セーフだ。しかし、コップを洗うドブネズミを君は許せるか。
いや、私は、許す。そのコップを捨てるだけだ。
しかし、虫は、そこに参加してはならない。
これは、もはやオカルトだ。
そして、作り手は、そのグロさを確信してやっている。これは、ハトの行動を見れば明らかなのだが、ネタバレというか、ギャグバレなので、あえて伏せよう。
しかし、さすが本家ディズニー。前半の古典チックなアニメシーンのジゼルは、うっとりするほどの初々しさだ。
そして、なんといってもほっそりした体つきが良い。
柳のような細腰は、とってもロマンチック。
あれは、ボン、キュン、ボンで、迫力ある白人女性の体つきというよりは、楊貴妃のようなアジア人好みの体形だ。
そして、実写でも流石にあそこまでウェストは細くなかったが、実写版プリンセスとしての説得力はあった。
それと、悪役の王妃様は、ディズニーの魔女の中でも若々しかった。
実写になった時は、老けてたけど・・・
最後にドラゴンがとってもなまめかしくて、かわいかったです。