455-60 ★★密林の骨

私が最も愛する作家の1人、アーロン・エルキンズの新刊を読みました。
この人の傾向の一つになかなか事件が起こらないというのがあるのですが、その過程もとても面白いのです・・・が、今回は、謎解きの部分がちょっともの足りなかったです。
因果は、充分あるのに応報があっさりしているというか。
でも、骨から事件を読み解くスケルトン探偵の真骨頂は、やはり健在。
やっぱ久々のエルキンズ、飢えていたので、読んでいる間は、とても幸せでした。

・・・でも、新刊が出ていたのにしばらく気づいていませんでした。
その前の骨の城も読み損ねていて、今読んでいるというダメさ加減。
シリーズを最初から読み直そうと思って調べたら、2冊ばかり欠けていて、何だか失意の年末になりそうです。
仕方ない、エルキンズのギデオン・オリヴァーシリーズではなくて、クリス・ノーグレンシリーズを読み直そう。