7 ストリートファイター ザ・レジェンド オブ チュンリー

20年以上前から続くストリートファイターの女性キャラ、春麗チュンリー)主役の物語。
私は、ゲームをしないので、基本設定ぐらいしか知らない。
そして、春麗に関しては、アニメのバーチャファイター(ゲーム原作)のパイ・チェンと激しく混同していたことを映画を観終わった後で気づいた。
パイ・チェンは、アクションがウリの有名映画女優だったが、この映画の春麗はピアニスト。ゲームでは、父親ともどもインターポールかなんかの刑事だった気がする。
ゲームの春麗で特徴的なのは、チャイナ服基調の戦闘服で、頭の両サイドをシニョンでまとめた髪型が可愛かった。そして、腕にはトゲのついたブレスレットをしていた。
しかし、映画は、もはや別物。
髪型は、お団子頭が一回出てきたが、基本的に後ろで結んでいるだけ、チャイナ服もなく、以前見た、紫の頭まで再現する別のゲーム原作の映画とは、大分趣を異にする。
ワザを出す時に仰々しくワザの名前が掲示されることもない。
設定も元々詳しくないが、随分、今まで出してきたものから変わっているのではないだろうか。
春麗の人気は、あの服装も含めたデザインだと思っていたので、あの格好が出てこないのは、本当に意外でした。

映画の感想としては、アクションシーンは悪くないものの、ストーリーがイマイチ。
可憐にして最強という予告の煽りだったが、わりとケガしていたものの、可憐という点には概ね同意。
カプコーンとしては、この映画のチュンリーが最終設定で良いのだろうか。
そして、映画の後に流されたストリートファイター4のオリジナルアニメ、ストリートファイター〜サクラというのは、あんなに可愛くなくて良いのか。(骨太のセーラー服少女なのだが)
今回は、チュンリーの物語だが、他のキャラで続編をやるのだろうか。
私は、バーチャファイターサラ・ブライアントで作って欲しいが、別のゲームだし無理かも。


この映画が始まる前、近日公開映画としてドラゴンボールの予告が流れたのだが、その前に「原作では、有り得ない脚本だけど、別物として面白くなってるかもね(相当な意訳)」という趣旨の原作者のコメントが流れされて、とても驚いた。
もう、配給側が開き直って、最初から観客に断りを入れている。
白人の悟空という時点で、もう、別物って解釈しかないと思う。ブルマも別物。
でも、予告のブルマは、可愛かったです。
噂では、悟空のディープキスシーンが見られるらしいが、ベットシーンを思い留まっただけでも、誉めてやるしかない状態。
私は、ヤッターマンに期待する。