177-17 ●毒草の誘惑 植松黎

博物図譜にエッセイをつけたもの。
わりと身近な毒草でくくっているところが面白い。
作者は、専門家ではない。
ケシからはアヘンという麻薬がとれる。そのアヘンのもっとも重要な成分がモルヒネで、医薬品としても使われるがダウン系のドラッグとしても出回っている。
モルヒネからは、さらに中毒性の強いヘロインが精製される。
つまり、アヘン、モルヒネ、ヘロインは、同じ植物を原料にした麻薬。
さく果を縦に傷つけてにじみ出てきたものがアヘン。
何度もとるために浅く傷つける。
日が落ちると花が閉じるのを就眠花というのは、綺麗ですね。
・・・はっきり言ってメモですが、あやしい内容でした。
将来、小さな毒草の庭を作って、知らない人からは微笑ましいと思われ、分かる人には、あの婆さん、ただ者じゃない、とか言われたいです。