もう1つの箱根駅伝

箱根駅伝特番、まだやっています。
選手側、運営(学生)側、両親側、昨日は、監督車の映像を見ました。
もう監督同士は、知り合いで、裏では駆け引きあるものの、早稲田の監督と駒沢の大学が復路のことで柏原がいる間は、こうしなきゃ、みたいなことを困り顔で言っていたりして面白かったです。
しかし、柏原は中学では目立っていたのでしょうか。
高校に入れる時に引き抜き合戦とかなかったのかな。
駅伝は、奥が深いですね。

城西の石田が一回、青学ともう一校の集団から抜けて、もう一回追い抜いた時も
青学の監督車では「いいじゃない」「いい動きですね」(この先にいるのは、そちらの選手ですが)、「やっぱ思うところがあったんだろうね。去年と同じになっちゃいけないと」「夏もちゃんと練習してたし(あくまでも青学の監督です。)、才能あるんだろうな。あれは、走るね〜」と仰っていました。
その後、自分のところの選手が置いていかれた時は、暗くなっていましたが。
城西の監督も石田のゴールは、泣いていました。

それにしても、留学生ばかりが問題になりますが、関東と言いながら、地方出身の選手の多いこと。
まあ、全寮制に入るわけだから、地方でも関東でも同じっていえば同じですが。
これでは、関東の大学しか参加しないと知らない人がいても全然不思議ではない。(悪いということではなく)
なまりのある選手もいっぱいいるだろうし、むしろ標準語が美しいのは、ダニエル。
今回、双子ランナーの顔をちゃんと見ましたが、映画にも負けない美形双子ですね。(はあと)
柏原の自信満々なところは、やっぱカケルを連想させます。


あと、ユキの山下り、故障しやすい区間だから弁護士試験に受かっているユキに白羽の矢がたちましたが、見る限り、6区は皆、満身創痍じゃないですか。
マメが潰れて、血が出てしまうんですね。皮もめくれるし。
山梨と競って転んだ中央の人なんか、打った左足が痛いと言っていましたが、三箇所も皮がむけて、靴は半分以上血に染まっていました。
それでも、区間2位本当に凄いです。
山梨の選手も申し訳ないことをしたと気にしていましたが、彼も立ち上がれない状態になっていましたね。
中央の選手が起き上がる時に沿道の人たちを突き飛ばして行ったと悪く書いている人たちがいるようですが、選手の邪魔にならないようにするのは、観客のつとめ。
その場で謝っていたかもしれないし、声を掛けたかもしれないし、そうでなかったとしても、それはレース優先ですよ。

私は、映画経由のにわか箱根駅伝ファンで(昔は見ていましたけど)、選手の名前や強豪校について疎い。
ダニエルに次いで一万メートルか何かでいい記録持っているのにパッとしなかったのは、どこの選手でしたっけ。
今後、少しずつ精進したいと思います。

駒沢の監督って、江戸っ子っぽくて楽しいですね。
村澤がスーパールーキーなのは有名ですが、駒沢の一年も良かったですね。
「お前、凄いな!」とゴールした彼に声を掛けたのは、監督?結構、年上に見えましたが。
(よく見えなかったので、生徒だったら、すみません。)

卒業してしまうダニエルが、最後、チームの順位が悪くて泣いていたのは、可哀想でした。
留学生が問題といったところで、留年させる学校はないわけで、ノープログレムだと思います。
ダニエルももっと見たかったので、もう1年ぐらい走ってくれてもいいけど。(鬼)
他の選手も襷の受渡しの時に軽く肩を叩いたりするけど、ダニエルは手足が長いので、肩を抱くようにするのが何とも物凄い余裕に見えます。

こんな箱根で盛り上がっている私を置いて、両親が箱根に旅行に出かけました。
まあ、コースだけ見ても仕方ないけど、銀座まで走って帰ってくると良いよ(怒)