150-29 ●ハンス・ピーチ六段成長の足跡

新・呉清源道場 熱血指導編2


読んだと言っていいのかは、例によって微妙。
字面は、全て追っているけども、碁のルールを全く知らないので。
六段とある通り、ピーチさんが亡くなった後の刊行で、師匠の小林千寿五段が前書きを書いている。
四段だったピーチさんは、亡くなったせいで、一気に師匠を超えてしまった。
21で来日とスタートが遅れていたのに昇段をしていったのだから充分な才能を持っていたと素人は思うのだが、本人は、数少ない欧米棋士として、世界の碁の普及に努めることに己の価値を見出していったのではないかと思う。
人の命は等しい。
だからこそ、彼の命を軽く扱った強盗犯の命も又軽い。
犯人が逮捕されたとは聞かないが、ろくな死に方をする生き方をしているとは思えない。