吼えろペン より抜き編 幻の最終回38ページ収録

微妙と噂の最終回が実は、描き直されたものであった。
ところで、私は、最近の新装版ブームに腹を立てている。
そもそも文庫版にしたり、表紙を変えたりしただけで買い直すなど、もうしたくない(かつては、していた)。
そしたら、短編描き下ろしがつくようになった。
しかし、そんな本編に関係ないような力の抜けた短編のために買い直すなど、もうしたくない(かつては、していた)。
ましてや、抜粋集など買うはずがない。
それも雑誌形態なんて言語道断。
しかし、これには、半分描き上がっていたにも関わらず、編集部から没をくらった幻の最終回が載っているのだ・・・買うしかない。
読んだ。もう、完敗。あきらかにこの最終回の方が面白い。
でも、前の最終回うろ覚えなんで、より抜き編なら、この二つの最終回を並べるぐらいのことをして欲しかった。
買いなおすというからには、勿論、私は、単行本の方も持っている。しかし、見つからない(開き直った)。
雑誌形態のものを取っておくのは主義に反するのだが、とっておくしかないだろう。
そういや、今、売っているものは最終回が差し替えられているという噂を聞いた(未確認)。それを買えば主義には反しないが、又、買いなおし・・・明らかに何かに負けている。言うなれば、商業主義に。
ブレたと評判の菅総理のどの低所得定義にも引っかかる私がこんなに無駄金をつかっているというのに、どうして景気は、よくならないんだ(きぃ!)。