踊る大捜査線 The Final

そこそこ面白かったけど、言いたいことも突っ込みたいこともいっぱいある。
すさまじくネタバレします!!

まず、みんな、年取ったね。
あと、後半、脚本粗過ぎ。
青島しか捜査員いないのかよ、とか。
すみれはともかく、青島の腰が痛むの急すぎ。しかも、あの痛みようじゃ警察辞めざるをえないだろ。
本当に最後、警察辞めて、すみれさんと唐揚屋になったのだろうか。ああいう、ラストは読者の想像でっていうのが大嫌いなんだ。
すみれが職場に舞い戻ってきて二人で刑事やるようにも張り込みの時の唐揚屋を本業にしたようにもとれる。
犯人の気持ちになった青島が昼間バナナを配っていたのを思い出して、真下の息子が拉致されたのはバナナ倉庫って連想・・・そんなんで当たるか。
すみれがバスで倉庫に突っ込む。どうやって突っ込む場所決めるのよ。
あれ、普通に全員ひいちゃうでしょ。
大型バスを略奪したら罪になるだろうし。
6年前の誘拐事件を終わらした上層部ではなく言いなりになった真下の息子を殺すっていうのは自然な矛先なんだろうか。まあ、意外と身近な方に行くのかもしれないけど、真下さん、凄く残念な人になっちゃってる。
交渉人の時は良かったのに。署長になったのがいけなかったのか。でも、決めるときは決める人だと信じていたのに。
6年前の事件で真下さんが上層部に何の考えもなく従ったなら、それが原因で幼女が殺されて真下さんなら苦しんだはず。それなのに犯人が無罪になったことすら気づかなかったなんてあるだろうか。
自分の子供が誘拐されて取り乱さなかったのは良かったけど、自分が恨まれているっていうのを冷静に分析するのも良かったけど、犯人達の心情も考えずに帰って来た子供とあそこまではしゃぐだろうか。
逆恨みかもしれないけど、自分の部下が自分の判断のせいで道をあやまったんだし。
でも、小池課長、小泉孝太郎がやってるんだけど、この人そんなキャラじゃなかった気がする。よく覚えていないけど、それなりに真下と信頼関係もあった気がするんだよね。
で、今回は、香取慎吾の久世警部が殺された幼女の母親とつきあっていて、鳥飼が母親の弟。で、捜査本部に出入りしていたと。家族から捜査員にならなかったんだろうに捜査本部に出入りできるのか、しかも恋人と弟という事実は警察内でかなり噂されたと思うのに、こんなに皆知らないものなのか。
そして、鳥飼は義眼?警察って障害者がなれたりするの?
交渉人真下正義、かなり面白かったけど、あれって最終的に犯人不明だよね。あの謎は謎のまま?なんか気持ち悪い。
青島とすみれさんの関係も。もう、室井さんとでもいい。むしろ、室井さんと合う。


カタリベ
もやしもんの作者が倭寇について書いた作品

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