牙狼 蒼哭の魔龍
以下、少しだけネタバレがあるといえば、ある。

映画みました〜前売り買えば、タオルもらえたのか〜
主人公の俳優さんが言っていたように前回のいきなりAV女優の裸が出てくるような映画ではないので、初めて親子連れで見てもらえる作品になっている。
なっているけど、これは牙狼ではないなぁ。オズの世界を明らかに意識していて、可愛いし、綺麗なんだけど。
ファンタジーでファンシーで、全然問題ないんだけど・・・これが、最後の牙狼なんだよね。
少なくとも7年小西さんでやってきた鋼牙では最後なんだよね。番外編としては有りだけど、もっと牙狼っぽいもの期待していたなぁ。
そう、大人の特撮、深夜の番組、子供の見られない・・・やめておこう。
本当に綺麗な世界観でピンクって感じも可愛いんだけど、戻ることかなわない約束の地って散々あおってきたわりには、ファンシーすぎるだろ。
脚本、少し雑な気もしたなぁ。
世界観が先行してて、力技みたいな流れや設定がチラホラ。
あと、初見の人(子供)を意識しているわりに以前から見ている人へのサービスキャラや話題がちょいちょい出て分かりづらいかな。説明してあげないと、気になる人もいるだろうな。
レイが会った死人もコウガのお父さんなんだろうけど、分かりづらいし。
そして、七年の歳月のせいか、コウガはテレビシリーズIIで老けたと言われたせいか、茶髪にしていた。まだ、若いから、顔の老けは少し改善された気がする。茶髪だから余計若く見えるし、ウェーブも素敵よ。でも、前のがいーの。稲垣吾郎をハードにしたみたいな前回の映画のでよかったのに。
そして、レイにヒゲ!ヒゲ!しかも、ヒゲが薄いんだろうな。かすかなヒゲが。なくていいじゃん。
レオと名前もルックスも似ているから差別化かね。面白くしてどうする!
レイは、登場人物が増えて損した感じだな。翼とのバトルは全然うつんなかったし、サバトの褒美もコウガのために使ったっぽいし。便利に使われているっていうか。
翼は、前回、太ったのが少しはマシになった感じ。
レイと決勝だ!決勝終わった!って感じで最初と最後だけ出てきた。レオもちょこっと出演だったな。
彼は、一介の魔戒法師として活動しているのは、最早変だと思うんだが。
あと、重要な役の青い肌のメルっていう少女。演技、下手すぎだろ。
そして、肌の青さがなんか汚いんだよね。青い肌というより、あきらかに塗ったって感じ。しかも、水彩絵の具かなんかで塗ったようなムラのある感じ。
アバターの青い肌って出来が良かったんだなぁと再確認。
これだけ文句言っていても結構楽しかったけど、絶対、何回も見ると思ってたのは外れたな。一回でいいや。
真ん中の席で悠々と見たし。
もちろん、見ろと言われれば、三回までは楽しく見るよ。お金払って。
あ、敵が松坂慶子だった。ピーターの次が松坂慶子か。あんまりイメージが変わらないのは、何でだ。