ロビン 三巻完結
妖精国の後日譚。アーサーとローゼリィが去り、新生アルトディアスをローラントが治めている。
アーサーの義理の妹シェんドラは、アーサーの婚約者的な位置づけで、アーサーの運命の女性ローゼリィを本能的にいじめるイライザ的な人だが、今はローラントと結婚し、アルトディアスの王妃にしてロリマーの女王。
幸せになったかと思いきや、二人の娘がローゼリィにそっくりなせいか…ローラントと双子なので夫似…なんだか夫妻の仲は悪い。
まあ、一方的にシェんドラが悪態ついてるんだけど。
王女時代は、足が悪く預言能力があって、わがまま王女と言われても期待感があったんだけど、せっかくの能力もヒステリー起こしてるだけで開花せず、王妃になって歩ける今、ただの嫌な女なんだよな。
自分の両親がした非道を気にして素直になれないと分かっていても何年もの悪態にローラントは嫌気がささないのか。もしくは浮気するよね。
詳しくかかれていないが、数ある候補の中からシェんドラを選んだのもよく分からないし、それでも結婚したなら、お互いの身内に対する話し合いはつけて二人も子供を設けたんじゃないんかい。
二人の容姿が自分に似ていないので容姿コンプレックスを再燃させたって説明はあったけど面倒くさい。
ローラントは義務で結婚したけど嫌いじゃないし、努力で歩み寄ろうというなら、まだ分かる。二人は、シェんドラの足が悪くなければ婚約していてもおかしくなかったし。あとは、二人の容姿が逆とかなら、まだ。
ヒステリックで気難しくて傲慢で本当に嫌な女だよ。王女時代から人気あるのが分からなかったけど、あの頃には、まだ可愛げと期待感があった。もう、最悪。なんでローラントが彼女に惚れてるのか本当に分からん。
多産の女って設定もどこからきてるの?一人っ子だし、二人しか産んでいないし。それとも黒魔術師は見れば分かるのかね。
せめて、素直になって、今度は王子でも産んでくれ。

あと、クレアとキリルの結婚のいきさつとか、その後とか文庫版の番外編とか加筆であったら教えてください。文庫版まで抑えるほどじゃない。惰性でコミックスは買い続けたけど、売った。