読了

「あなたの猫の偏差値は?」をやっと読了しました。
途中、興味をなくしたりもしましたが、猫の生態について色々知ることが出来ました。
作者は決して猫の頭の良し悪しを決めているわけではなく、人間との生活における環境適応能力ということについて偏差値(猫ばなれ度)を示しているのであって、野生の猫としては立派なんだけど、ここではこういう点数ですという解説の仕方をしています。
本当に猫に対する深い愛と観察力と知識によって書いているのだと思わされる、ほのぼのとしたエッセイなのだけど、猫好きには、もう、このタイトルがとにかく許せないらしいです。
動物園やペットショップの存在が許せないと憤る知り合いもいます。もう、動物園では動物の展示という言い方をするなどと言ったら憤死ものです。
そういった方は、現実を否定しているわけなのだけど、聞く耳を全く持たないので、知り合いとは言え、少し怖いです。
もちろん、私が「動物の値段」という本を持っていることは内緒です。(動物園とかに売る動物商が出している本で、どの動物が意外にも安くて、または高くて、理由はこうで、というのが書いてあるのです。)