千の風になって

まだまだ唄われている千の風になって
テロの犠牲になった少年のノートに書かれていたとか、とある詩人が書いたとか、最近でもないが、物凄く古くもない作者不明の英詩が元になっているそうですね。
キリスト圏では、メメント・モーリ死を想えという思想が根付いていて、死を意識するからこそ生をまっとう出来るという考えがあるように思います。
千の風になっては、死者が生者を思いやる優しい詩ですが、英詩には、たまに死に対する美しい表現を見ることができます。
私が大学の時に英語の授業で訳した詩は、確かこんな感じでした。

姫君は薔薇のように美しく
薔薇のように短命であった(直訳は、短い時を生きた)