18-17 ★げげげの鬼太郎 千年呪い歌

(ネタバレを書いたつもりはないが、人の受取り方は、様々なので、出来れば見終わった人か見る気が全くない人に読んでもらいたい。
人の受取り方・・・私が、ポニョで、化け物!(自粛箇所)と思ったシーンが愛らしいと書いている人がいて、全く分からなくなったので。趣味の問題なのだろうけど)

ポニョは、昨日のレイトショーで観たので、本当に今日見たのは、2本だけなのですが、
昔と違って、今は本当に一日二本が限界です。
今日は、日曜だったし、見たいのを見たというよりは、入れるのに入ったという感じでしたが、げげげの鬼太郎は、結構面白かったです。(パンフレットを買うほどではない)
この映画は、ねずみ男を初めとして何人?か、臭いイメージのキャラが出てくるのが好きではないのですが、ウエンツ鬼太郎の美しさがチャラにしてくれる感じです。
あくまでも家族向けではあるけれど(子供が見ても分かるような)、ストーリーも毎回ある一定のレベルをクリアしてくれる安心感があるし(毎回言いたいことはあるけど。今回は、人間って何てひどいの!というのをしつこく言いすぎ。メッセージを乱発すると逆効果)、妖怪役のキャストも豪華だし、なんと言っても美形のコスプレという要素は大きい(もち、ウエンツ)。
原作の鬼太郎は、小学生のような外見に反して優等生のいい子だが、映画の鬼太郎は恋に人生?に悩む普通の男の子だ(でも、美形)。
前回のラストからすると、人間の女の子に恋するのは1度や2度ではなさそう。
今回も今回限りのヒロインがいるように、毎回、ヒロイン役と恋をするのだろう。(いい感じになる程度のニュアンスも含めて)
その場合、寅さんと同じで、決して恋が成就しないのがシリーズ化のコツだが(寅さん、よく知らないけど)、
どちらかというと、007のへたれヴァージョンといった感じ。

今回、ぬらりひょんの客分として現れる外国から来た夜叉という妖怪が、美形キャラとしてヴィジュアルを強化してくれているのですが、韓国の人だったのですね。
それで、無口という役柄というより、全く喋らなかったのかもしれません。
喋らないだけに、何でここにいるのか、全く分かりませんでした。
登場人物たちが、「こいつは○○の妖怪、夜叉。何故ここに」と繰り返していたけど、最後まで分からないままだったような。(自分が知らぬ間に寝てしまっていたのではないかと少し心配)