31-30 ●ティンカーベル

妖精達が皆、熟女声と評判の字幕版は近くの映画館でやっていなかったので、日本語版を見ました。
生まれたてのティンクが可愛くて良かったです。髪を下ろしているのがグット。

4部作と聞いて不安を覚えていたのですが、1話完結ものと考えて良いみたいだし、こういうのは大抵1の出来が突出しているものなので、1話目は見ることを決断。
予想通り、最高峰の3Dアニメの美しさを堪能しました。

ストーリーとしては、ティンカーベルにスポットを当てただけに、新設定もお目見えし、ティンクは物づくりの妖精だそう。
物づくりの妖精は、人間界に行く事がないので、ティンクは自分の仕事が嫌で仕方なく、他の妖精の仕事を覚えようとする。
派遣同士とか社会でもこういう争いってあるよね、と、何だか、裏メッセージを感じたりもしましたが、基本的には美しいアニメです。
でも、一番良いところは、1時間20分程度ってことですかね。子供向けアニメでは、これ重要。
大人だって、2時間半超えは疲れるもの。内容が詰まっているなら1時間半ぐらいで良いとおもう。せめて、2時間で終わってくれないと、いつトイレに行っていいのか分からないよ。(と、年?)

個人的にショックだったのは粉の番人がいて、妖精の粉を皆に振り掛けていたこと。
ピーターパンを読んだ子供の頃から、妖精の粉って蝶のリン粉みたいなものだと思っていて、物語でのティンクの存在価値の大きな部分は、その妖精の粉!と感じていたので(私見)、え?もらったものなの?有限?(ティンクにとって)ティンクの存在価値って?と、新解釈に個人的についていけない予感。(普通の人にそんなこだわりはないと思うが)