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クーベルチュール 1巻 末次由紀
ちはやふると同じ作者で、チョコレート専門店のイケメン兄弟を中心としたハートフル短編集って感じ。
読み始めた時は、面白いけど、たわいのない話だなと思ったのですが、ちはやふるより好きかも。
最初の片想いしている女の子がちはやふるのクイーンに似ていたのは、怖かったけど。(ビジュアルが)

百姓貴族 1巻 荒川弘
いわずと知れたハガレンの作者の農業エッセイ。
この人、代々農家で、漫画家になる前に7年も農業やっていたのですね。
漫画家やめても食べていける。
北海道農業の世界が覗き見れて、かなり面白かったです。

失恋ショコラティエ 水城せとな
これもショコラティエが主人公なんだけど、クーベルチュールとは全く爽快感が違う。
当然、こっちの方がドロドロ。
そういう心情を描ききるのが持ち味なんだけど、片想いした相手が結婚してもまだ諦め切れない主人公、
好きな子が二股かけられても堕ちてくるまで見守っている奴だの、好きな相手がいるのにセフレ希望のやつとか、この人の作品の中では一番爽やかだと思うのだけど、結構な重ぐるしさだ。
ヒロイン?からして、結婚しているくせに、いつまでも主人公を自分のものだと思っているドス黒さだ。
でも、絵も話も独特な世界観があって、とにかく上手いんですね。
この人は、BLも描いていて、結構、売れているらしい。
ということは、出てくるオネエキャラと主人公がくっつくことも有り得るわけか。
前の作品は、両性具有がヒロインだったからなぁ。
まあ、それは、ないと思うのだけど、主人公と薫子さん、オリヴィエとまつりちゃんという当たり前のカップリングで終わる気がしない。
意外なところで、さえこさんと主人公ってこともあるのだろうか。
ある意味、先が読めません。

今回読んだ中では、クーベルチュールがヒットでした。


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