592-55 ★胡蝶の鏡 建築探偵サクライ京介の事件簿

一角獣の繭より前の作品。三部の第一作目。
以前の短編に出てきた四条彰子が再登場。
彰子さんのその後も分かったし、ミステリーとしての体の残っている最後の作品になりそうなので、結構、面白かったです。
一部とか二部の途中までは、京介の秘密が早くしりたいと思っていたのですが、今は、登場人物への思い入れたっぷりの作者言うところの大河ミステリの大河の部分ではなく、むしろミステリの部分が読みたいし、ほっとします。
いや、大河の部分も読むけどねぇ。