大阪探訪記8 ユニバーサルスタジオ

最終日、無理矢理とった休みで、ユニバーサルスタジオへ。
学生時代から1度行ってみたいと思っていたのです。
当日は、晴れで、正面入り口には、ディズニーランドだったら、ミッキーとミニーのいるべき位置にチャーリーとスヌーピーの像が。ユニバーサルスタジオに来たという意識が高まるってものです。(今回、ガイド読むまでスヌーピー村があるなんて知らなかったけど。)
1時間前からチケットを売っていると聞いていたので、早めに行ったのですが、チケット売り場の列が全く進まない。
チケット買っても、なかなか入場できない。すっごく混んでいるのかと言ったら、ディズニーランドに換算すれば、そんなに混んでいる方でもないんですが、チケットの列が進まないのは、ブックレットの存在が分かりづらいからかも。

ユニバーサルスタジオでは、ディズニーランドでアトラクションと呼ぶものをライドといい、ファーストパスと呼ぶものをブックレットと呼ぶ。(待ち時間が短縮できる。)
ファーストパスとブックレットの大きな違いは、ブックレットは、チケット売り場で買うもので、有料ということ。(ユニバーサルスタジオには、ライド系とショー系のものがあって、ショー系のファーストパスに当たるものは、モバイルでしか買えない。)
このブックレットには、7枚のものと4枚のものがあり、7枚のを買うと主要なライドは網羅されているが、4枚のものは、選択性が入ってくる。
私が見る限り、これの分かりやすい説明がチケット売り場に貼っていない気がするので、時間がかかるのかなと思った。
対象ライド名と値段は分かりやすくしておいて欲しいところだ。
値段など、日によって違うのだから。営業時間も日によって違い、私の行った日は、10時から5時であった・・・短い。
そして、ブックレットの対象アトラクションであっても休んでいるものがある・・・店やショーで閉まっているものが多かったので、ユニバーサルスタジオに行く日が決まったら、このブックレットの対象アトラクションがやっているかと営業時間を事前に調べておくことが肝要だ。
店は、11時から開いているものも多かったので、私の印象ほど閉まっていたわけではないらしいが、一番見たかったウィケット(ウィキットかも。オズの魔法使いのミュージカルの短縮版)が閉まっていて残念。ショーズのライドは休んでいると思ったけど、パンフレットには休みと書いてなかったので、やってたのかも。
ショーは、時間が昼頃に集中しているので、まず午前にライドに乗って、ショーを見て、又、ライドに戻るのが基本。
私は、ブックレットを買わなかったけど、
スヌーピーのライド
ジュラシックパークのライド
ターミネーターのショー
シュレックの4Dショー
モンスターのロックンロールショー
スパイダーマンのライド
の順に攻略。
ショーは3Dと組み合わせたものが多いが、
一番人気のスパイダーマンのライドも半分乗り物、半分3Dだった。
ユニバーサルが出来た時から年月が経っているので、飛躍した3D技術についていっていない感もあるが、それを差し引いても楽しかったです。
ショーは、30分ぐらい並んで30分ぐらいショーがあるので、1つに1時間ぐらいかかってしまう。(モバイルで予約できるみたいだけど)
こうなるとライドをいかにスピーディに攻略するかが効率的に動くコツだと思う。
ということは、ブックレットを買って、ライドの待ち時間を減らすのは効果的ではあるが、すいていたら買う必要ないし、その日のブックレットの値段、ライドの休止状態を考慮して戦略を練ることが必要ということですね。

いくつかの集落というか村というか街というかテーマごとにニューヨークタウン、ハリウッドタウンとかオズとかネバーランドとかに分かれているので、マップも大体頭に入れていくといいかも。そんなに広くもないけど。


以下、1つずつの感想
スヌーピーのライド(正式には、そういう名前じゃないけど)
屋内にある乗り物で・・・意外と怖かったよ。


ジュラシックパーク
前半と後半に分かれると思う。
ボートに乗って進むライドで、前半は水辺の恐竜を楽しみ、後半は、ティラノザウルスに襲われて、水の上を20M以上落ちるというもの。
後半いらない。前半、ちょっとちゃちい。(出来た当初は、そうでもなかったのだろうな。)
ユニバーサルスタジオの乗り物って基本的にジェットコースターみたいなんですが、ジュラシックパークだったりスパイダーマンの世界だったりコンセプトの特徴がありすぎて、ジェットコースターとしての難易度が全然説明されていないんですよね。
そもそもジェットコースターなのかも分からなかったから、待っている間も乗っている間も生きている心地がしませんでした。
そして、このパークは、客を濡らすことをためらわないことにおいて半端ねぇ。
ずぶ濡れ必至というのがウリのジョーズは休んでいると思いこんでパスしてしまいましたが(やってたのかなぁ)、ジュラシックパークも最後の大滑落で乗り物全体に水をかぶり、スタッフが水を掻き出す。
座る段階で座席が濡れているのだから、冬天気の悪い日とか、どうするのだろうか。
レインコートも売っているけど、鞄も保護が必要。
中年以降の男性で1人で来ている人を特にこういう系の乗り物で何人か見かけた。
ちなみに映像を楽しむシュレックですら濡れます。


ターミネーターのショー
コンセプトは、世界を機械で支配する会社にコナー親子が乗り込んでくるというもの。
私たちは、その会社の製品説明会のようなものに参加しているという設定なので、
会場に入る前に、ドロンジョ様が化ける秘書みたいなアメリカ映画やアニメに出てくる派手な女秘書のような女性が出迎えてくれる。
その名も綾小路麗華嬢(漢字は不明)。
高飛車な彼女は、みなさま、どこからいらしたの〜と聞きながら、「大阪?くそ近い」「さいたま?地味な」と斬り捨ててくれる。
そして「カナダ」と答えた小学生には、流暢な英語で質問。「へ?」と言われて高笑い。「皆さま、お聞きになって?へ?ですって、おもいくそ関西人でしたわね。嘘は、結構ですわよ!」
そして3Dめがねを手に会場へ。(今の重い3Dめがねより、ここのみたいに古い軽いやつの方がつかれなくて良いですね。)
ここからは、半分ショー、半分3Dで、臨場感が味わえ、最後の煙?の量にも驚く。


シュレックの4Dショー
基本的には、スクリーンの3D映画を楽しみます。
3Dと一緒に座席とかが動いたり、水滴やしゃぼん玉が出てくることで4Dとしているのでしょう。ストーリーがあって、なかなか楽しかったです。
これに並んでいる時に、ピーターパンのショーの時間を大阪人に聞かれました。(休止)私だって初めてなのに。


・モンスターのロックンロールショー
MC役のゾンビ?が思い切り大阪弁でした。そしてYMCとか歌わされた・・・若い人も知っているのですね。
あとは、ドラキュラとかフランケンシュタインとかフランケンシュタインの花嫁とか狼人間が歌い踊ってくれる。
MCの人は、完全白塗りでわからないのだが(大阪人だとは思うけど)、他のモンスターは外国人で、ドラキュラは郷ひろみの歌を英語で熱唱。
結構、本格的で楽しかったです。


スパイダーマンのライド
これは、1時間並びました。一番混んでいましたね。
3Dと乗り物が組み合わさって、臨場感もあるし、物凄く楽しかった。多分、実際にはさほど動いていないのだろうから、ジェットコースターの好きな人は、どう思うのか分からないのですが。
私たちは、記者?としてスクープ号に乗っているのだが、いろんなモンスター?に襲われ、スパイダーマンに援護されながら逃げまどう。
スパイダーマンが3Dでスクープ号の先頭に乗ってきたりするのだけど、前の人の座高が高くて3D画像が半分見えなくて残念でした。
逆にジュラシックパークでは、1番前の1番端で、これは本当に嫌でした。


今回、デジカメを持って行って、帰宅後に両親に見せたのですが、父が「よくぞ、こういう所に1人で行くことが出来るようになったなぁ」と言っていました。30過ぎているのだが。
そして、ベッティやオリーヴの写真を見て「ミッキーは、いないのかい。」いたら、マズイだろう。(著作権の意識の薄い、どこかの国には、いるみたいだが。)

海遊館に行った時には、シュモクザメを見て「ホオジロザメ」と言っている人がいましたが、ユニバーサルスタジオのジョーズが逆さまに吊るされたオブジェ(ここで写真を撮る。)を見て「ジンベイザメだ」と指差している人がいました。
それが、ホオジロザメ、別名人食いサメです。前日にジンベイザメが平和に小魚たちと泳いでいる姿を見たばかりだったので、内心爆笑でした。

(つづく)