255-40 ★ひとりと一匹

穴澤賢

人気犬ブログの単行本の文庫版。
ブログの方が写真は多いけど、加筆されていて、穴澤さんの生い立ちとかも分かった。
結構、波乱万丈だ。
最近、寄生虫の藤田先生との対談に気づいてから、富士丸な日々という人気ブログにたどりついたわけだが、この文庫化の時に元気だった富士丸がわりとすぐに亡くなってしまっていたとは、ショックでした。
しばらく、存命だと思ってブログをチェックしていました。
穴澤さんは、本当に愛情深く富士丸を育てて、富士丸と暮らす家ももう少しで出来るところだったのに、残念ですね。
なんか、本の感想じゃなくなってしまっているけど、半年に一回健康診断も受けていて、何の異常もないと言われたばかりだし、直前まで楽しそうに出かけている様子がブログにアップされていたのに、夜数時間でかけて帰ってきたら死んでいたって、飼い主としては辛すぎると思います。
七歳なんて、犬だから短命じゃないけど、犬としても長寿ではないと思います。
富士丸って、結構、私の住んでいる市にサイン会で来ていたみたいだし、近くの公園にも何度も来ているのに、全然知らなかった。
私は、あの公園に来る犬は近所に住んでいるものと思っていたけど、大きな公園って数があるわけじゃないから車で来ている可能性もあるのですね。
そういえば、プロっぽい犬もいるなぁ。
双子みたいな外見の二匹の犬がベンチの上で合図に従って、同じポーズとったり。
富士丸からも話題が遠ざかっていっているけど、ハスキーの母とコリーの父を持つ青い目の大型犬で、表情が物凄く顔に出るのがとても可愛いし、面白いです。
そして、作者の父親も面白い。