チョコレート 私の覚書

昔は、苦い飲物でした。
高尚なものとして扱われ、ベルギーでは(他の国は知らない)、薬として薬剤師が扱うものとされていました。
チョコレートの原料は、カカオマス(焙煎したカカオ豆の外皮と胚芽を除いてすりつぶして作ったもの)
カカオマスから純粋なチョコレートを取り出そうと油脂部分を取り除いたのがココアパウダー。これから作られるのがココア。本来は、こっちがチョコレート。
で、ココアを作る過程で取り除かれた油脂部分がカカオバター。(ココアバターともいう。)カカオマスカカオバターと砂糖とミルクを加えたものがチョコレート。
このうち、カカオマスを加えなかったものがホワイトチョコレートです。
ホワイトチョコレートをチョコレートでないと言う人がいますが、ココアを本来のチョコレートとするなら、そうかも。(ココアパウダーにもココアバターが含まれるが)
ホワイトチョコレートの方が油脂部分が前面に出るから、生クリームだけを食えに近いものがあるのかもしれませんね。
日本のショートケーキ(ショートケーキは国によって違うらしい)なんて、生クリームをただ塗っただけで下品だってコメントも聞いたことがあります。
でも、私は、生クリームが大好きなので、ホワイトチョコも好きです。
でも、カカオマスが入っていないから、身体に良いポリフェノールは含まれないんですよね。

世界で初めてココア パウダーの製造法を発明したのは、バンホーテン。いい人なのは、ハーシー。
ということで、ハーシーチョコレートの生みの親、ミルトン・ハーシーことハーシーじいさんが如何に良い人だったかをいつの日か書こうと思います。