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アリーズ 冬木るりか 秋田文庫3、4
20年ぐらいの漫画の文庫版が今、出版されているのも凄いが、その20年前の続編が最近始まったというのも凄い。
同じ雑誌で20年続いた連載が終わったのも最近・・・20年ぶりに復活するのも凄いけど、その間ずっとやってた連載があるのも凄いやね。
冬木るりかは、子供の頃、物凄く絵のうまい人だと思っていましたが、今、見るとかなりデッサン狂ってますね。
時代のせいか、画面も白くて、服とかはあまりトーンも貼ってない。
でも、多彩なキャラが描き分けされているし、可愛らしい絵柄には好感が持てます。
でも、当時は、同じ雑誌に載ってた碧ゆかこの「はるか遠き国の物語」の方が好きでした。
アリーズがギリシャ神話モチーフで、はるかがアラビアンナイトモチーフ。
アリーズは、絵はIIの方がうまくなっていますが(コンタクトが入ったような目は好きになれないけど)、話はIの方が面白かったですね。
碧ゆかこも今は大人向き描いてますけど、絶対に昔の絵柄の方がかわいらしくて好きでした。話もファンタジーの昔の方が良かった。(今の作風は、絵も話も好みではありません。というか、人気も昔の方が遥かにあったと思います。)