蕎麦屋で新年会

昼間の開店から2時半の閉店の3時間で、控えめに言っても蕎麦屋が昼間の客単価に期待している10人分以上を私たちは2人で使った。正直な話、15人分かもしれない。
さすがにコースにしようと言ったのだが、つわものの友人が単品を主張したのだ。
気の効く私が昼間から飲める場所をセッティングし、念のため予約時に呑みたいんですけどと店に申し伝えまでしたわけだが。
酒の入った私は、幻の名酒、森いぞうを頼んだりしたわけだが。(高い。二人で飲んだが、さすがに一杯のかけ蕎麦ならぬ、一杯の蕎麦猪口で我慢した。すっごく美味しい。芋焼酎は、お湯割りというのは、本当にそうだと思う。)
おかげさまで、最後は、店主が出てきて、お礼を言ってくれました。
いろいろ聞かれたし、さぞかしいいお客だったと思う。
きっと、昼間から、飲んでくれる客が一組いると助かるね、とか言われていたに違いない。
勿論、私たちも昼間からグダグダ飲んでいただけではない。
そこは、新年会なのだ。
ちゃんとテーマを決めてトークした。
友人が年末年始何していたという質問に初詣の一言ですませる人なので、テーマを決めないとただ飲んでいるだけなのだ。
ちゃんと「去年の反省」と「老後」と「政治」からテーマは、選ばせてあげた。
私たちは、超氷河期世代、語りたい過去と夢ある老後などあるはずもない。
友人は、とても苦しそうに「政治」を選んでくれた。
おかげさまで、格調高く政治を語りながら飲むことができました。
昼間から飲んでいるというダメぶりが全てを台無しにしているんだけどね。