映画感想続き

アイリーン・アドラーは、女優だと思っていたが、元オペラ歌手でした。
いろいろ覚えていなものですね。
ボヘミアの醜聞には、故と書いてあるらしく、そうすると、私の間違いである可能性もあるのだけど、33歳までに亡くなっているような気がする。なんか重い。
しかも、極論では、アイリーン=ハドソン夫人説もあるとか。
又、ホームズには、有名作家によるパロディ(というと怒られる、ちゃんとした言い方がある)が多数あるが、その1つではアイリーンは、ホームズとの間に男子を設け、それがネロ・ウルフという話がある。
アイリーンが故とされた年の翌年がウルフの誕生なので、実際には有り得ないとのことだが、ウルフの作者は否定せず、とのこと。
まあ、創作なので、後付け設定なんて、いくらでも有りだ。
本当の設定は、ドイルにしか出来ないわけだが。
ウルフは、肥満の美食探偵で推理力以外全くホームズに似ていない点について、マイクロフトに似たという苦しい説が笑えた。他のサイトにもあったが、それなら何故、マイクロフトの子供では、いけないのか。
アイリーンから話が逸れてしまったが、多くの人が、映画では不二子を連想したらしい。
又、言われてみれば、ホームズはアイアンマンそのものだが、ルパンのイメージにも合わなくはない。ルックス的にもアルセーヌ・ルパン1世の方ね。
アドラーとんも掛け合いは、Ⅲ世でもいいけど。
レビューを読んでて、あまりにも不二子不二子書いてあって笑ったが、この映画を評して、ルパンの五右衛門抜きと書いてあって爆笑。
それとワトソンは、初老の紳士のイメージだから、余計ハンサムワトソンに違和感があるんだなぁ。ワトソンは、ハンサムよりの紳士だとは原作でも思うけど、一見、ホームズの方がイケメンのイメージですものね。
でも、存外強気、存外ハンサム、存外たよりになるワトソンで魅力ありましたね。ホームズが主導権とられている感じだった。
あと、ミステリーというよりは、アクションメインの作品です。
最終的に暴力で解決って映画批評に書いてあることは、そんなに間違っていないが、まあ、あれはあれで有りです。
ホームズ映画でなくても良いというだけで。